白木信一郎の「投資運用苦楽」

第339回 < 胡蝶蘭について >

当社がこの1月に麹町2丁目に移転したことを前回のコラムで掲載させていただきました。前回に引き続き、当社の引っ越しのお話で恐縮ですが、移転に際して、たくさんの方からお祝いを頂戴し、当社一同、たいへん感激しており、その御礼の意味を兼ねて、あらためて本コラムでも引っ越しにまつわるお話をさせていただきます。

今回の移転は、当社にとっては第二の創業というべき時期にも重なり、一同、緊張感をもって日々の業務にあたる中、また、年末年始のバタバタの中での転居となりました。引っ越しの疲れも残る中、新オフィスで業務を始めるに際して、多くの皆様から移転のお祝いということで、美しいお花やお菓子を頂戴したことは、気持ちの上で大きな助けになりました。

特に、当社にとっては過分なほどの「胡蝶蘭」やグリーンの鉢植えを頂戴し、社内が一気に華やかな雰囲気になったことで、新オフィスでの業務開始早々、気持ちよく仕事を開始することができました。華やかな草花がオフィスの雰囲気や社内のモティベーション向上に直結するということを実感することになりました。

ところで、胡蝶蘭について少し調べてみると、原産国はアジア、特にフィリピンやインドネシアなどの東南アジアに多いようです。確かに、シンガポールなどに蘭(ラン)の英語名が地名になっている場所が見られますし、アジア各地で花壇などに観賞用の蘭が咲いているのを見かけたことがあります。一方、日本で胡蝶蘭が観賞用として普及した経緯を見てみると、意外にも経路はアジアからではなく、明治時代にイギリスから輸入されたのが最初だということでした。当初は栽培の温度管理が難しい胡蝶蘭は日本では希少な高級品ということで、華やかさとあいまって今に至る高級なイメージがその頃から定着し始めたようです。

現在は国内での栽培技術が進み、100年前までは非常に難しかった温室での栽培も今は日本全国に見られるようです。しかし、苗の時から約25度の温室で1~3年管理し、その間、成長に合わせて何度も植え替えが必要になるとのことです。また、育てた苗を開花させるためには温度を20度ほどに下げないといけないことなどのノウハウが必要なため、栽培にかける手間は未だに相当のようです。

一方、開花した胡蝶蘭は、きれいな花がかなり長持ちすることから贈答用に向いているといわれています。開花した後の管理について注意書きを見てみると、(1)直射日光を避ける、(2)水やりは乾ききってから与える、(3)風通しのいい場所に置く、(4)室内温度は18~25℃程度で管理、(5)冬は10℃以上の場所に置く、など、室内に置いてさえいれば、さほど手をかけなくてもよいように見えます。頂戴した胡蝶蘭の花を二度楽しむためには、花茎を切り詰めておくとよいとも書いてありますが、実際に挑戦した方々に聞いてみると、それほど簡単ではないようです。やはり、頂戴したお花をその時に最大限楽しむのが良いようです。

あらためて、今回の移転に伴いお世話になった皆様、また、お祝いをくださった皆様に、心から感謝申し上げます。皆様のお役に立てるような仕事に注力してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。