第121回 < 再びデフレについて (2) >

前回のコラムで、特に日本や米国などの先進国におけるデフレの進行や、デフレリスクの高まりが顕在化してきている状況をお話しました。また、デフレ下での投資家行動、投資対象資産の動きについて筆者の考えを述べました。普通に考えれば、債券中心のポートフォリオが一般的なデフレ対策となりえるわけ […]

第120回 < 再びデフレについて (1) >

1年前までの米国人運用者とのミーティングでは、10人中9人が米国でのデフレの可能性に対して否定的でした。2009年初に本コラムで、米国でのデフレの可能性に言及し、当時、金融関係者に対して、ことあるごとにこの考え方をぶつけていましたが、反応は非常に薄いものでした。米国の某大手運用会 […]