白木信一郎の「投資運用苦楽」

第269回 < 館山若潮マラソンに参加して >

今年も東京マラソンの抽選にもれたため、日帰りで参加ができるマラソン大会として、1月末に開催された千葉の館山若潮マラソンに参加してきました。房総半島の海沿いを走るコースで、それなりにアップダウンもあり、景色もよいことから人気の大会で、今年の参加者も1万人を超えたようです。いつもの友人たちとの出場ですが、その中にはフルマラソン3時間を切るツワモノもいます。
午前6時ごろ東京駅発の臨時バスに乗り込み、会場を目指します。寒すぎず、暑すぎず、絶好のマラソン日和となりました。情けないことですが練習不足が恒常化しているため、今回はいかに無理なく完走できるかに主眼をおきました。そのせいか、だいぶリラックスした感じで大会に臨むことができました。大会の雰囲気もどこかゆったりしており、友人たちとゴザを敷いて楽しく雑談をしてスタート前の時間を過ごすことができました。

スタート時間は遅めで、午前10時になります。号砲一発、走り出した感じから、今回は1キロ6分ペースをできるだけ維持することを目標に据えることにしました。10キロを過ぎたあたりで体が慣れてきて足も動き始めましたが、意図的にペースを抑えることにしました。ちょうど半分の21キロ地点を2時間7分くらいで通過しました。目安としている4時間半以内での完走には多少余裕がありそうです。ただ、いつもは30キロあたりから失速することが多いので、慎重に足を運びます。

練習不足から早く走ろうにもペースが上げられないことが幸いしてか、30キロ地点までは何とか前半のペースを維持できました。本大会は、比較的アップダウンが多いコースですが、30キロを過ぎたあたりにコースでは一番の上り坂が控えています。多少余裕があったことから、この登りは気合を入れて走りきることができました。しかし、このあとは1キロずつの距離が徐々に長く感じるようになってきました。1キロ6分ペースの維持を自分に課していましたが、少しずつ遅れるようになりました。踏ん張りどころです。

小さなお子さんたちやお年寄りの皆さんから熱のこもった声援をいただくのを非常にありがたく感じながら、残り5キロ地点を走りました。残り3キロ地点では、すでに2時間48分という驚異のタイムで走り終えた同級生が、帰り支度を終えて駅に向かって歩いていましたが、彼からも大きな声援をもらい、何とか気持ちを奮い立たせて一路ゴールに向かいました。終わってみれば、この冬、まったく走っていないことを考えれば十分満足できるタイムでのフィニッシュです。

今回は同じペースを維持してコツコツと走りきることの大切さを実感する大会になりました。これまで、分不相応に入れ込みすぎて途中で大幅ペースダウン等、自滅してしまうことの多かったマラソンですが、今回の経験を活かして5月に参加する予定のウルトラマラソンでも、できるだけスピードを抑えつつ長距離を一定のペースで走ろうと思っています。今回も快く送り出してくれた家族と、一緒の時間を共有してくれた友人たち、大会のボランティアの方々や応援してくださった方々への感謝の念をあらたにしました。さらに今回も、新しい気づきを与えてくれた素晴らしいマラソン大会でした。