白木信一郎の「投資運用苦楽」

第327回 < トライアスロン駅伝に参加して >

8月初の灼熱のなか、一人ずつがスプリントといわれる短距離のトライアスロンを行い、3名で襷(たすき)をつなぐ、トライアスロン駅伝に参加しました。本大会は開催32回目ということで、歴史のある大会ですが、私たちも仲間内でかれこれ10年以上前から参加しています。私自身はこの数年参加していなかったので、久しぶりの参加になりましたが、今年は海がきれいで、スイムの最中には魚やクラゲをみることができました。前回のコラムにも書いたように、ウェットスーツも自転車もレンタルで参加した大会でしたが、久しぶりに友人たちと襷をつなぐのは楽しい体験でした。

練習もたいしてしていないので、参加するたびにタイムが落ちるのは仕方ありませんが、おなじみの景色の中を、楽しい仲間たちと真剣に、でも笑いあいながら、泳ぎ、漕ぎ、走ることが出来、楽しく有意義な時間を過ごせました。例年、打ち上げで使わせていただく寿司屋では、開放感と、喉の渇きから飲みすぎることが定番なのですが、年々酒量が落ちていくのはご愛嬌。若い新メンバーも多少は加入するのですが、基本は参加メンバーの年齢が毎回1歳ずつ増えていくのは避けられません。

しかし、そんな同年代のメンバーの中に、最盛期の状態を維持し、例年高いパフォーマンスを見せてくれる友人がいます。最初に彼に会ったのはお互い1990年頃に参加したトライアスロンの大会でした。湘南ハーフトライスロン大会という、1.8kmのスイムを江ノ島近辺の海岸沿いに行い、90kmバイクに乗り国道134号線を周回し、最後にハーフマラソンを走る大会でした。当時はトライアスロンの競技人口も少なく、湘南の大会はボランティアで運営される草大会のような位置づけでしたが、一時期はシーズン中毎月開催されていたこともあり、気が向くと参加していました。

当時、何度目かの参加時に、私はひざの痛みからバイクの途中でリタイアするという不甲斐ない結果となりました。その際、他の選手の応援をしていたときに見かけて話をしたのがその彼です。いろいろな縁があり、後にまったくトライアスロンとは別の機会で彼とは友人付き合いすることになるのですが、その友人はそれからの30年近く、弛まぬ努力を続けてきました。その結果、年齢を重ねても頻繁にアイアンマンレース(3.8kmスイム、180kmバイク、42.195kmラン)へ参加することはもちろん、オリンピックディスタンスの大会は、ついに年齢別の優勝も勝ち取っています。

彼にとっては物足りない距離であろう今回の駅伝も毎年欠かすことなく参加してくれています。そんな彼と一緒にトライアスロンを楽しめるのも本大会の楽しさです。しかし、年々暑さが増すように感じられる8月初旬のトライアスロンですが、来年はいよいよ東京でのオリンピックがまさにこの時期に開催されます。熱中症の選手も続出するこの時期の大会ですが、選手の皆さんが無事に活躍されることを楽しみにしています。