第3号セカンダリー投資ファンド設定のお知らせ

あいざわアセットマネジメント(株)による第3号セカンダリー投資ファンド(Ariake Secondary Fund III LP)設定のお知らせ

あいざわアセットマネジメント株式会社(東京都港区)は、当社として3本目となる、セカンダリー投資ファンド、Ariake Secondary Fund III LP(ASFIII)(ケイマン籍)を設定し、2022年4月7日、ファースト・クローズ(一次投資家受入を完了)を迎えました。

設定したセカンダリー投資ファンドは、国内投資家の保有する国内外プライベートエクイティ・ファンド(PEファンド)やベンチャー・キャピタル(VC)のファンド(組合)持分、ファンドの保有する未上場株式等の低流動性資産を取得するほか、国内の優良な投資ファンドとの共同投資を実施いたします。

当社はセカンダリー投資ファンドを通じて、市場に対しては主に以下の二つの機能をご提供いたします。第一に、投資家の皆様が保有している低流動性資産について途中売却という選択肢をご提供します。通常、10年単位の運用期間中での現金化が難しいファンド持分を当社が運用期間中に買い取ることで、既存の投資家の皆様は早期の資金化が可能になります。第二に、VCやPEファンドの運用期間満了に伴い売却せざるを得ない株式等を買い取り、ファンドに資金化の機会をご提供します。また、場合によっては、継続保有をご希望されるファンドに新たな出資を通じて、投資案件銘柄からの回収最大化のお手伝いをさせていただき、また、投資先である国内企業の更なる成長を資本構成の安定化を通じてサポートいたします。

私どもは、既存ファンドのAriake Secondary Fund I LP(ASFI)及び Ariake Secondary Fund II LP(ASFII)を通じて、約40件の国内外のLP持分、約20件の株式を買取り、売り手の皆様に対して低流動性資産の現金化の手段をご提供してきました。更に、ASFI及びASFIIでは国内外の機関投資家の皆様対して、安定的かつ高いリターンを比較的早い段階で実現しております。

今回、2021年4月にファイナル・クローズとなったASFIIは、投資案件に恵まれたこともあり、1年で出資約束金額の92%の投資を行うことが出来ました。それに伴い、今般、ASFIIIを設定し、国内外で増加している低流動性資産の現金化ニーズに応えつつ、黎明期にある国内セカンダリー投資から高いリターンを実現したいと考えております。

以上

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