第401回 < 2022年10月日銀金融システムレポートを読んで >

毎年4月と10月の2回、日銀から公表されている金融システムレポートは、金融システムの安定性を評価し、日銀による金融システム安定確保に向けた課題について議論しています。当レポートは、国内外の金融市場を取り巻く環境を、銀行を中心とする国内金融機関の立場から網羅的に分析しているため、金 […]

華麗なるセカンダリー戦略の裏側を暴露!?

私の住む浅草も、9月になりますと。。。記憶が正しかったら、あまりイベントごとのない月のはずなのですけれども、どうも今年は、国際通りでエイサーが(ってなんとなく那覇の話に聞こえそうな組み合わせのパワーワードが並んでますが、いえ、浅草にも国際劇場があったことから国際通りがあるんです。 […]

第387回 < 株価のバリュエーション調整 >

足下の株価の変動率の高さは、直接的には物価上昇、米国の金利上昇、ウクライナ情勢が大きな要因となっているように思われます。しかし、きっかけはどうあれ、長引いた大型金融緩和を追い風に上昇を続けてきた株式相場のバリュエーションが調整局面に入った可能性は考えておいてよいのではないかと思い […]

弊社代表取締役、白木が JPモルガン年末セミナーに参加いたしました。

弊社代表取締役、白木が2018年12月6日開催の「JPモルガン年末セミナー」において登壇いたしました。 JPモルガン証券様主催の年末セミナーにおいて、パネル・ディスカッション「ファンド投資におけるリスク管理 – バーゼルIII、IRRBB (銀行勘定の金利リスク)の観 […]

第310回 < 銀行バランスシートの変化から見る金融機関の苦悩 >

最近、新聞の記事を見ていると、金融機関、特に地銀をはじめとする地域金融機関に対しての厳しい内容が目立ちます。地域金融機関の資産は伝統的に、特に地元企業への貸出と、国債を中心とする国内有価証券がほとんどですから、長期にわたる低金利政策と過当競争から生じる低スプレッドが収益を圧迫する […]

弊社代表取締役、白木がJ-MONEYのインタビューを受けました

弊社代表取締役の白木が、J-MONEY 2018年秋号の特集記事、「機関投資家のポートフォリオ戦略」にてインタビューを受けました。機関投資家によるオルタナティブ投資を組み込んだポートフォリオ構築の鍵を握るゲートキーパーの選別について語っております。 機関投資家においてその運用規模 […]

第178回  <  海外投資家による日本への投資 >

日本株(日経平均)の上昇幅が2012年に22.9%、2013年は、1月から本日(4月9日)までに既に26.9%にのぼっています。アベノミクス、黒田総裁による日銀の超緩和政策をきっかけとして、為替の円安誘導も進んでいます。しかし、20年間のデフレ、低成長に喘いだ日本経済の一大転換期 […]

第165回  < 日本の個人投資家にとってのオルタナティブ投資とは(1) >

前回のコラムでは、我々日本人の個人資産のかなりの部分が、銀行預金、生損保、年金掛金等を通じて、結果的に国債保有に結びついているというお話をしました。日本の10年国債利回りが0.8%の現在、利回り目的で国債を保有する意味はほとんどなくなっています。安全資産という意味での存在価値は保 […]