みやたしのぶの「投資小噺」

「慣れない国で食事をすること」と掛けて「投資」と解きます。その心は。。。

白木信一郎の「投資運用苦楽」をいつもご愛読ありがとうございます。今まで毎月第2・第4金曜日に配信しておりましたが、より多くの記事を読んでいただこう、ということで今後は毎週金曜日に何かしら記事を配信しよう、ということになりました。

ですが、月2回の配信でもうちの代表取締役は必死にネタを搾り出しておりますのでそろそろ限界。。。

ということで、白木の書かない週につきましては当社ウェブマスターである、みやたが担当することとなりました。社内ではウェブサイトの運営・管理を行う他、総務労務人事経理などなど、会社の裏側を人知れず(?)支えておりますので、白木とはまたちょっと目線の違った投資の世界のお話でもお送りできればと思っております。

まずは自己紹介を兼ねた小話でも

知らない国を旅すると、地図だけでは迷うものです。
知らない国を旅すると、地図だけでは迷うものです。

私の住む浅草、という町は、以前の白木の記事で触れたインバウンド需要のお陰でこの数年で休日はもちろん、平日も外国人観光客でごった返しておりまして、ある週末の夕暮れ時、私が知人たちと近所の行きつけの小料理屋(といえば聞こえはいいのですが要は三社祭の関係者にはちょっと知られた飲み屋)でちょっと飲んで、さぁ帰ろうかというときに、一人の外国人観光客が暖簾をくぐって来ました。

どうやら日本語が話せないけれども店の佇まいに惹かれて入ってきたようなのですが、店の親父は英語が話せずメニューも半紙に墨で書いているので英語にすることもせず、また特に店員がいるわけでもないので日本語が読めて話せないとどうにもならないお店なのです。

すると、別のカップルと思しきお客の、そこそこ酔った感じの男性が、たどたどしい英語で通訳しようとするのですが。。。

「親父、英語のメニューはないの?」「ない」

「この人、寿司はあるのかって?」「寿司はやってないねぇ」

と、わからないなりにもがんばろうとしているけど二人そろって諦め切れない様子。

店の親父とは長いお付き合いをさせていただいているのもあり、「ちょっと何とかして」というサインを見せてくれていたので会話に入り込みまして

(私):「悪いね、ここは日本語のメニューしかないし、日本語がわからないとオーダーすら出来ないよ。」

(外国人旅行客):「あなたが通訳してくれたら良いじゃない?」

(私):「もう帰るから手伝ってあげられないよ。」

(外国人旅行客):「ここはいいレストランでしょ?」

(私):「もちろん、ここにはカレイとかうまいものがたくさんあるよ。」

あ、ちなみに、カレイは solefish っていいます。お魚の英訳は覚えるのが大変です。。。

(外国人旅行客):「でしょうね。店の趣とかいいからここで食事したいのだけど。」

(私):「ああ、もう数年も通っているから間違いはないよ。でも、言ったとおり、英語では彼(お店の親父)はわからないよ。そうだな、次回日本に来るまでに日本語を勉強してからここに戻ってくるってどうかな?」

(外国人旅行客):「ふふふ。わかったわ。」

ほっ。何とかわかってくれたようでお店の外に出てくれたのでした。

さて、「おもてなし」が日本の美徳なのに、通訳しないでお店から体よく追い出すなんてひどい、と思われたかもしれません。インバウンド需要にそのお気に入りのお店も乗せれば良いのに、とも思われたかもしれません。

とはいえ、お店としてはほぼ日本人の、神輿担ぎが集まるお店にいつ来るかわからないお客のために多言語を話せる従業員を雇うことは効果的ではないコストが掛かるし、といって常にお客には飲んで食べて楽しんでほしいので、わざわざ他人様の通訳して、なんて頼むのも本来はおこがましいのです。下町の世話好きはついぞしてしまうものなのですが。。。

さて、この話をどうやって投資の話に絡めるの?

当社のビジネスである、投資の世界に無理やり話を戻しましょう(笑)

投資するとき、どうしてもパフォーマンスがいい、とか手数料が安い、といったぱっと見に目が行きがちです。そう、件の外国人旅行客が店構えに惚れてお店の暖簾をくぐったように。でも、ひとたび店に入ったら自分のわからない文字が目の前に並び、理解できない言葉が聞こえてくるのです。それは、投資の目論見書を読み進めようと思っても専門用語が並び、もしかしたら英文などで書かれているからだけで読むことに躊躇してしまうのに似ているのかもしれません。

そんな時、投資を助けてくれる投資顧問会社や証券会社のような人たちが理解のための説明をしてくれるかもしれません。でも、かの酔って片言の英語を話す男性のような中途半端にしか情報を伝えられないような手伝いをするケースもありえます。それならば今回のようにむしろ理解できないリスクはとらないほうがいい、という助言が出来るほうがいい場合だってあるのです。

投資のリスクはやってみてからでは遅いときもありえますから、適切なアドバイスを出来る投資顧問と組むことをお勧めしたいし、私たちあけぼの投資顧問はそうやってお客様から選ばれたいなぁ、とつね日頃からがんばっております。

ああ、なんかいい話にしているなぁ。。。

ところで、あの外国人観光客はどうなったか、というと。。。

お店で食べることを諦めて外に出た外国人旅行客はどうなったか、というと、その後お会計を済ませてお店を出たらまだお店の外にいたのです。諦めきれないからか?いやいや、件の酔った男性がいろいろと話しかけていて捕まえていたのです。連れの女性をお店に残して。。。

 

おやおや。お酒はほどほどに(私もですが。。。)