第404回 < 2023年新年あけましておめでとうございます >

新年あけましておめでとうございます。今年のお正月は年末年始での休日が4日間だったこともあり、また、2021年、2022年のお正月と異なり、外出する機会も多かったせいか、なんとなく慌ただしく過ぎた気がしています。皆様はどのようなお正月を過ごされたでしょうか。 資産運用業に携わってい […]

第379回 < 2021年10月号の日銀金融システムレポートを読んで >

毎年4月と10月に年2回発行される本レポートを定期的に読んでいますが、今回のレポートは、通常の定点観測に加え、コロナ禍によって大量に供給された金融機関からの融資の影響を、国内の信用リスクの状況から分析しています。さらに、長引いたコロナ禍が、金融機関の有価証券投資や外貨調達に及ぼす […]

第367回 < アルケゴス・キャピタルによる投資銀行の大規模損失について >

今回、大規模な金融取引による損失は、タイガー系の運用会社に所属していた元ヘッジファンド運用者であり、当時インサイダー問題などから引退した後、自身のファミリー・オフィスを通じて活動していた、ビル・ファン氏による取引が原因でした。2021年3月29日に野村証券が20億ドルの損失の可能 […]

第356回 < アジアの金融拠点としての東京 >

21世紀に入り、香港、シンガポール等のアジアにおける金融拠点に対してのプレゼンスは大幅に上昇する一方、東京の金融都市としての役割は、相対的に地盤沈下を続けてきたと言えます。急拡大した中国市場のゲートウェイとして発展を遂げた香港や、同じく成長を続ける東南アジアへの入り口として発展を […]

季節外れの花とかけて、税務スキームととく。そのこころは

私の住む浅草の10月、というと、通常は浅草寺の金龍の舞がある程度(って、よく考えてみると毎月何かしらある街ですね。。。)ですが、今年はコロナの影響で三社祭がこの10月に執り行われました。と言っても、例年のように土曜日は浅草神社の周辺50超の町会の町会神輿と子供神輿が浅草神社に集ま […]

第349回 < ヘッジファンド運用のいま >

先月、6月2日付で、国内ヘッジファンド運用会社として20年近い歴史のある、あすかアセットマネジメントの取締役に就任いたしました。同社は、米国の有名ヘッジファンドの日本の現地法人として約20年前にスタートしましたが、経営、運用は日本人によって行われており、和製ヘッジファンドの先駆け […]

あけぼの投資顧問株式会社とあすかアセットマネジメント株式会社との資本提携について

あけぼの投資顧問株式会社(東京都千代田区、代表者 白木 信一郎)は、2020年1月31日までにその株式の一部を日本のヘッジファンド運用会社の草分けであるあすかアセットマネジメント株式会社(東京都千代田区、代表者 平尾俊裕)が既存株主からの株式譲渡並びに第三者割り当てを通じて保有し […]

第321回 < 欧米のファミリー・オフィスについて >

最近、米国と欧州のファミリー・オフィスの方々とお話しする機会がありました。日本ではファミリー・オフィスという概念にあまり馴染みがありませんが、欧米では、財を成した一族が、その事業や資産を管理するファミリー・オフィスを持つことは一般的です。その目的は、将来にわたって一族が永続的に維 […]

江東区大島の久の湯さんの暖簾がBeams コラボでした。

「銭湯」と掛けて「投資機会」と解く、その心は?

私の住む町、浅草というところには、昔ながらのもの、というのがあれこれある、タイムマシンの宝箱みたいに思われる節がありますが、そんな宝箱の中に、天然温泉がある、というとちょっと驚かれるかも知れません。 浅草に天然温泉? 浅草六区というと浅草寺から西側にちょっと歩いた、浅草でも一番の […]

「五反田のランチ」と掛けて「ファンドの目利き」と解きます。その心は?

当社のある五反田界隈は、よく「聖と俗の同居する街」といわれるほど、様々な人とお店が隣り合わせに並ぶ街です。そんな街で働く一番の楽しみがランチ時のお店選びでして、当社の社長と「夕べは○○食べたから。。。」と普段使わない部分の頭をフル回転させながらどのお店に入って何を食べようか、とい […]

第289回 < 2017年の投資環境を振り返って >

気づけば年の瀬となりました。今年の日本株投資環境がこれほどまでに好調に推移するとは、昨年末の段階では想定しておらず、年初に想定したヘッジファンド関連の市場環境を本コラムに記載するようになって12年となりましたが、日本株式市場については想定と現実の乖離幅はこれまでで一番大きいものと […]