みやたしのぶの「投資小噺」

羽子板市にみる今年の世相と解いて、今年のあけぼの投資顧問と掛けます。そのこころは。。。

私の住む浅草の師走といえば、羽子板市とはきだおれ市、がぱっと出てきます。はきだおれ市とは、草履を始めとした履物のメーカーと問屋が今も立ち並ぶ浅草でも浅草寺の東側から隅田川までの一帯、東武浅草駅の北側の花川戸で毎年、師走の中旬の週末に立つ市で、履物を中心に安く買えることで知られています。ですので、ボーナスの出たあとの師走のバーゲンシーズンであれこれとあるセールのはしごで立ち寄る人も多かったようです(いや、今年は行っていないんですよ)。

とはいえ、浅草と言えば羽子板市

羽子板がこの光景で見られるのはお正月なのですが。。。
羽子板がこの光景で見られるのはお正月なのですが。。。

とはいえ、結構これはローカルな市ですので、羽子板市ほどは知られてはいないですよね。羽子板市は浅草寺の境内にたつ市の一つで師走の風物詩としてニュースで毎年取り上げられる一方で、江戸の頃から羽子板が羽根をトンボに見立てて悪い虫を食べる、羽根の先の玉をまめに見立てて「まめに暮らすことができる」などの縁起物とされて、特に女児が生まれた家に羽子板を送る風習ができるなどしたことから、この暮れの観音様の納めの御縁日である12月17日と18日に羽子板を扱う店が立ち並ぶようになったのです。
そして、年の瀬ということもあってか、この羽子板にいつしかその年の出来事や活躍した著名人をモデルにした立体感溢れる押絵を施した押絵羽子板が並ぶのも風物詩となったのです。

 

今年のあけぼの投資顧問はどうだったか、というと。。。

ということで、でもないですが、この時期になるとついぞ一年の振り返りをするもののようで、当社の社長も別途次回の記事で自分の言葉で一年の総括をするかと思いますが(これで読んでいるかどうかわかりますね(笑))、当社新着記事やブログなどからみた当社の一年を纏めてみたいと思います。

旅することは見て知ること、なのです。

まず、今年は、いや、今年もですね、社長は北米をちょいちょい往復し(あ、香港もか)、私はアジアをちょっと旅しました。当社がヨーロッパやオセアニア、中東、南米、アフリカの投資機会を軽視している訳ではないですが、今年の当社の重点すべき地域がやはりこの精神的に近い2つのエリアだったことの現れだと思います(あれ、二人の学びの地や第二の故郷はヨーロッパじゃないの、という声が聞こえてきそうですが)。

ポートフォリオに反映される地域の特性

実際、当社のクローズした1号ファンドの中身を見ても日本、北米、アジアの割合が高いのは、北米やヨーロッパのようなセカンダリー市場の盛んな地域のファンドと比べると日本でセカンダリーをする、という特殊性を反映しているのだと思います。

今年は新しいファンド、設定しました。

1号ファンドがクローズした、という話をしたところで、新着情報でお知らせした通り、今年は2号ファンドターゲット投資ファンドをそれぞれ立ち上げました。2号ファンドはケイマン諸島籍の組合形式、ターゲット投資ファンドは国内籍の組合形式というそれぞれ似て非なる(ええ、良くわかってない人は組合だったらどこも一緒、というんです。実際やると言葉と法律以外に色々と違うんですよ!)ストラクチャーの商品の立ち上げを1ヶ月と空けずに行った自分を褒めてしまいます(笑)

いずれも当社の強みであるセカンダリー戦略を採用したファンドですが、ケイマン諸島籍ファンドはフラッグシップとしてセカンダリー投資を継続して行っていきますが、国内籍ファンドはターゲット投資ということで共同投資家の方を招いての単一資産への投資、とちょっと普段のセカンダリーファンドと異なる面持ちの投資ファンドの色合いです。

新しいファンドを建てることが運用者の仕事ではなく。。。

昨年末にセカンダリー投資の一つであるGP主導リストラクチャリング(GP-led restructuring)もやらせて頂いていますので、海外で見られるセカンダリー投資手法を片っ端から取り入れている当社ですが、その一方で運用中のファンドを通じて様々な低流動性資産の取得をさせて頂き、また投資資金の回収も着々と進めております。その間に投資先のファンドのGPの皆さんや企業の経営者の方々との対話をさせて頂くことで、ファンドや事業運営の悲喜こもごもを伺いながら学ばせて頂いたり、時には厳しい対話になったり、とこの戦略ならではの投資管理をチーム全体で行ってまいりました。この辺りは残念ながら例年目新しい話の出るところではないものの、投資を行って回収する、ということの肝としてきっちり行っていく部分ですから引き続き、かつ着実に行っていきたいと考えております。

そんな活動を支える当社の体制は、というと

そんなチームですが、今年は人数はほぼ変わらずでしたが今年の後半になり各人がより当社のビジネスに集中出来る体制になりました。そのお陰で、ただでさえ議論好きのチームで常に誰かが誰かと何かしらに議論の花を咲かせている、という雰囲気で投資案件の検討から投資対象の評価、ストラクチャリングからジムフローまで、チーム全体で共有しながら進めてまいりました。

そして、2020年のあけぼの投資顧問は?

さて、来年の当社はといえば、まず年初に事務所の移転を控えています。それと並行してフラッグシップファンドのファイナルクローズに向けたファンドレイズと投資を行っていく予定です。その他にも色々なプロジェクトが降ってくるんだろうなぁ。。。小さい所帯であるのは変わらないので、チーム一丸となってまいりますので、来年も当社ならびに従業員ブログへのご支援よろしくお願いいたします。